下部消化管グループの業績

我々、横浜市立大学附属市民総合医療センター病院 消化器病センターは、大腸がんに関する専門領域の歴史と知識と技術を基に、安全性、根治性と低侵襲性に加えて術後の生活の質(QOL: Quality of life)を考慮し、可能な限り個々の患者さまのご希望に応えられる根治的治療を目標にしています。
また、ご高齢、糖尿病、脂質代謝異常や心臓、肺、肝臓、腎臓や脳などに併存疾患をお持ちの大腸がん患者さまも多くご紹介いただいております。
コメディカルやそれぞれの専門科チームとのスムーズな連携のもとに、治療を進めていきます。

  • 年間約300例の大腸がん手術を行っています。
  • 腹腔鏡手術を積極的に取り入れ、精緻で体に優しい手術を行っています(大腸がん手術の約90%)。
  • 可能な限り肛門を温存します(下部直腸がんに対し,85%の症例で肛門温存手術を行っています)。
  • 進行下部直腸がんに対して、腹腔鏡下に側方リンパ節郭清を行っています。
  • 閉塞性大腸がんや局所進行直腸がんに対して、集学的治療(術前化学療法→手術)を行っています。
  • 客観的なエビデンスを構築するために、臨床試験にも積極的に参加しています。
  • チームミーティングや電子カルテを介して、医師、コメディカル間の情報共有がスムーズに行われています。

術式別手術件数 2015年

結腸がん

 

 

腹腔鏡

開腹

手術件数

初発がん

 

153

21

174

結腸切除

139

21

160

非切除(ストマなど)

14

0

14

再発がん

 

0

1

1

大腸全摘・亜全摘

0

1

1

非切除(ストマなど)

0

0

0

直腸がん

 

 

腹腔鏡

開腹

手術件数

初発がん

 

123

10

133

高位前方切除

22

1

23

低位前方切除

77

2

79

括約筋間直腸切除(ISR)

2

0

2

バルトマン

1

0

1

直腸切除

13

0

13

経肛門局所切除

0

3

3

非切除(ストマなど)

8

1

9

再発がん

 

0

3

3

骨盤内蔵全摘

0

1

1

非切除(ストマなど)

0

2

2

大腸がんの治療成績

結腸がんの5年生存率

原発性大腸がん手術症例数と腹腔鏡手術の割合

直腸癌の5年生存率

原発性大腸がん手術症例数と腹腔鏡手術の割合